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『イヤーノート』と『クエスチョン・バンク総合内科専門医試験 予想問題集』で総合内科専門医試験対策

【注】試験の正式名称:認定内科医資格認定試験(以下 認定内科医試験)/総合内科専門医資格認定試験(以下 総合内科専門医試験)

内科専門医制度が変わる…!

現在,日本内科学会が定める"認定医制度"上の資格として「認定内科医」と「総合内科専門医」が存在していますが,2016年(第110回)以降の医師国家試験合格者に対しては,新たな内科専門医制度が導入される予定です(新試験は2021年より実施予定).
2015年(第109回)以前の国試合格者に対しては,現行の総合内科専門医資格を有する方は「新・内科専門医」となり,さらに基準を満たせば「新・内科指導医」に認定されます.

この措置的移行期間(2020年度にかけて設けられる予定)中に 総合内科専門医試験を受験しようと考えている先生方も多く,近年受験者数が急増しています.
2017年度の合格率は60.0%と,非常に難しい試験となっています.

[参考:一般社団法人日本内科学会ホームページ(2018年3月現在)より]

2017年受験者,80名以上の成績から判明!
科目別・種類別の出題比率は?

総合内科専門医資格認定試験対策として,まずは日本内科学会ウェブサイトの受験案内に記載の「試験問題について」「合格基準について」を改めて確認いたします.

【試験問題について】
●マークシート形式により,総合内科を含めた内科の10分野から計250題を出題
●解答の形式はAタイプ(単純択一形式),X2タイプ(多真偽形式-2択)
●問題の種類(グループ)は
・一般問題 - 内科10分野について,専門的であっても必須の知識や判断力を問う問題
・臨床問題 - 年齢,性別を記載して実施形式の症例・設問(※受験案内では「実施形式」と記載されていますが,「実地形式」のことかと思われます)に答える問題
・up to date(UTD)問題 - 最近の重要な知見を問う問題
●出題範囲は「認定医制度研修カリキュラム」に準拠し,出題内容は原則として「標準的内科学教科書」「日本内科学会雑誌」「内科救急診療指針2016」「コモンディジーズブック」に掲載されている内容.
 ただし一部「up to date」な領域として「日本内科学会雑誌」に掲載されている最近の重要な知見.

【合否判定について】
●筆記試験の「総合得点」「分野毎の得点」および「病歴要約の評価」の総合成績による

また,各受験者には次のような成績表(個人別結果表)が受験後の12月頃に送付されます.

【個人別結果表(成績表) サンプル】


さて,ここまでは一般に公開されている情報である一方,
各専門分野ごとの得点配分や,グループ(種類:一般・UTD・臨床)ごとの出題数・得点配分は公開されていませんでした.

そこでメディックメディアでは独自に,2017年の総合内科専門医資格認定試験の受験者を対象として
個人別結果表(成績表)の提供をお願いし,80名以上の受験者の先生方からご提供を頂いて,これらのデータを解析いたしました.
その結果,得点配分などの非公開情報を推定することができました.

専門分野別からは均等に出題,up to date問題の比率は低い

まずは専門分野別の得点配分を発表いたします.

消化器  58点(うち消化管18点,肝臓25点,胆道・膵臓15点)
循環器  64点
内分泌・代謝 52点(うち内分泌24点,代謝28点)
腎臓   54点
呼吸器  51点
血液   45点
神経   48点
アレルギー・膠原病 52点(うちアレルギー24点,膠原病28点)
感染症  52点
総合内科 51点
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計 527点満点


循環器の比率がやや大きい他は,総合内科を含めて各分野からほぼ均等に出題されている様子がわかります.


また,グループ(種類)別の出題数と得点配分は下記のように判明しました.

一般問題  44問 1問1点 計44点
UTD問題 33問(すべて一般問題形式) 1問1点 計33点
臨床問題  150問 1問3点 計450点
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総計 227問 527点満点


出題数は計250問のため,23問分が採点対象外問題として取り扱われたと推定できます.
臨床問題の比率が450点で非常に高い一方,集中的に対策すべき項目として注目されてきたUTD問題の総得点が527点満点中の33点とかなり低いことが判明しました.
このことから,安定したスコアを得るためには,主要疾患の診断を行いそこから解を出す臨床問題のトレーニングが重要と考えられます.
ただし,受験者への出題内容の聞き取り調査によると,UTD問題として採点されない臨床問題のグループにおいても,内容上は近年の診療ガイドラインの改訂,新規治療薬等のup to dateな内容を問う設問が多く
グループ(種類)の分類にかかわらず,やはり対策しにくいup to dateなテーマについて勉強することは試験対策に重要と考えられました.

また合格基準については同様に非公開となっていますが,同じく成績表の分析により,
総合計(総得点)の得点率が60%以上,かつ専門分野別成績で40%未満の分野が1つ以内で合格(40%未満が2つ以上で不合格)と推測されました.
2017年度成績提供者中,不合格者9名の分析では,7名が総合計のみの得点率不足で不合格,2名が総合計と専門分野別成績の得点率不足で不合格となったと推測されています.
(※2017年受験者調査では,グループ(種類)成績値で不合格判定となった受験者がおらず,グループ(種類)成績による合格基準については不明となっております.
なお,成績提供者全員が各グループ(種類)成績で得点率40%以上の成績でした.)


※上記はすべて,メディックメディアによる独自分析に基づくものです.

独自の分析結果に基づく,本番さながらのメディックメディアの模試

メディックメディアでは,総合内科専門医資格認定試験の受験者が増加を始めた2014年度試験より試験内容の聞き取り調査を行っており,
毎年の出題内容のトレンドを継続的に把握し,参考書『イヤーノート』,対策問題集『クエスチョン・バンク 総合内科専門医試験予想問題集』,対策模試「総合内科専門医試験オンライン模試」に反映してきました.
2018年7月10日より開催のメディックメディア「総合内科専門医試験オンライン模試 2018」では,新2017年度出題の問題テーマが学べるよう,出題情報を元に専門医が予想問題を作成
また上述の専門分野別・グループ(種類)別の得点配分に沿って,本番さながらの試験を再現しています.
問題はすべて専門医による作成.他科診療で触れる機会が少なく対策が遅れがちなup to dateの内容をふんだんに盛り込み,問題集『クエスチョン・バンク』シリーズで長年培った,
わかりやすく,応用の効く豊富な解説と,『イヤーノート』の参照ページ記載とをあわせて,総合内科専門医資格認定試験の対策をサポートします.

『クエスチョン・バンク総合内科専門医試験予想問題集』

クエスチョン・バンク総合内科専門医試験予想問題集

過去の受験生の先生方から寄せられた出題内容や難易度などの情報をもとに,専門医が予想問題を執筆.
ガイドラインや診断基準の改訂,新薬,近年のTOPICSなど「up to date問題」対策の予想問題も多数掲載しております.
非専門分野の新しい知識のフォローにお役立てください.
『イヤーノート』,『イヤーノートTOPICS』にも対応しています.

■ up to date問題の出題例
・t-PA静注療法の除外項目
・SGLT2阻害薬,抗PCSK9抗体,コリスチン
・デング熱,エボラ出血熱,MERS,etc.


vol.1【発売中】(→書籍情報はこちら)
vol.2【発売中】(→書籍情報はこちら)
※2018年3月現在,近日中のvol.3の発刊予定はございません.

総合内科専門医試験対策に『イヤーノート』が使えた!

医師国家試験対策や卒後臨床研修の定番書籍となっている『イヤーノート』ですが,実は,認定内科医試験・総合内科専門医試験についても,受験生からいただく情報に基づきほぼ毎年出題内容を反映しています.
そのため付録の『内科系専門医試験 Quick Check』とあわせて,近年は内科系専門医試験対策の定番書籍としても,多くの先生方に活用していただいています.

特に近年,「『イヤーノート』が総合内科専門医試験対策で使える!」というご感想が急増しました.
このうち,『イヤーノート』メインで試験対策をなさった30代のK先生に,勉強法を具体的に教えていただきました.

総合病院勤務(呼吸器内科)K先生が語る勉強法

総合内科専門医試験は,合格率が低い(60%前後)ため不安で調べたものの,過去問などの情報が乏しく対策のイメージがわきません.
日常診療と別の専門医試験の受験とも重なったため,実質的な準備期間はせいぜい1~2ヵ月しかなく,迷う暇もない.
そこで,先達のブログで頻回に推されていた『クエスチョン・バンク(QB)総合内科専門医試験』と『内科系専門医試験Quick Check』を得る目的で『イヤーノート』を購入

1まず力試しで『クエスチョン・バンク(QB)総合内科専門医試験』を解き,
『イヤーノート』で確認

力試しに『QB総合内科専門医試験』を解きました.
最新の知見を問う「up to date問題」(の予想問題)は,聞いたことのないものが多くかなり役立ちました.
本番に出た抗NMDA受容体脳炎… 『QB』を解いてなかったら解けなかったと思います(笑).
『QB』を解きながら,自分が思っていた以上に内科全般の知識があやふやになっていることを認識.自信がない分野は『イヤーノート』本文を読みました.結局,半分くらいを読破してしまった….
必要に応じてイヤーノート付録『イヤーノートTOPICS』も流し読みしました.

2 『Quick Check』と『QB』『ATLAS』で総チェック

次に『Quick Check』を解き始めたところ,これが自分の知識をチェックするのに有用でした.
『Quick Check』と『QB』の間違えた問題を復習し,通勤時間にイヤーノート付録の『イヤーノートATLAS』を眺めました.
1ヵ月前に解いた記憶がけっこう消えており焦りもしましたが,「全範囲はみた」という感覚が得られ成長も実感.
勢いづいて,書籍についていた割引クーポンを使いアプリ版『イヤーノート』を購入.
アプリ版は瞬時に画像が呼び出せ,『Quick Check』のアプリ版もついているので復習時に活躍.通勤時などにもっと早く使えばよかったと軽く後悔しました.

3最後に『総合内科専門医試験オンライン模試』を受験

正直,受けるか迷ったのですが,試験1週間前に「物は試し!」と思って受験しました.
これが意外と本番でやっておいてよかったと思う問題がありました.久しぶりに成績表とやらを見ましたね…

さて本番は,7割は認定内科レベルの問題で,残り3割がさらに専門的な知識を要求する問題だった印象.
Quick Check』『QB』『模試』は受験生からの情報をもとに問題を作成しているので難易度が本番に近く,この3つが理解できるレベルなら合格レベルに達するだろうと考えられます.

結局,総合内科専門医試験対策は,当初思っていた以上に『イヤーノート』と『QB』(と模試)でカバーできました.
あれこれ手を出さずこの復習に集中したのが良かった
と思います。

『Quick Check』アプリ版も便利

「mediLink版イヤーノート」にも,付録としてアプリ版の
内科系専門医試験 Quick Check』が収載されております.

アプリ版(iOS/Android対応)は携帯性や検索性に優れるだけでなく,
『イヤーノート』からすばやく『イヤーノートATLAS』の画像や
『イヤーノートTOPICS』の記事を呼び出せたり,
3,000円(税別)で次年度版へアップグレードできるという利点がございます.

書籍版には,アプリ版を割引価格(21,000円→12,000円(2018年7月末までキャンペーン価格6,000円))で購入できるクーポンがついておりますため,
書籍とアプリの併用をご検討の場合は,このクーポンをご利用くださいませ.
(※詳細は「アプリ版のご案内」ページをご覧ください.)

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認定内科医試験・総合内科専門医試験情報ご提供のお願い
最新の情報を取り入れ,より有用な書籍になるよう,改訂・企画の参考にしてまいります.
ご協力いただける方はコチラにご連絡ください.担当者より追ってご連絡差し上げます.

※第34回認定内科医資格認定試験(2018年7月1日実施),および第46回総合内科専門医資格認定試験(2018年9月9日実施)の情報提供の募集は締め切りました.たくさんのご協力をありがとうございました.


医師国家試験・総合内科専門医試験・看護師国家試験 模擬試験作成ご協力のお願い
メディックメディアでは,各種模擬試験を制作しており,問題作成にご協力してくださる先生を募集しております.
ご協力いただける方はコチラよりご連絡ください.担当者より追ってご連絡差し上げます.