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QBオンライン内科専門医試験

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新専門医制度と内科系専門医資格試験

2013年の厚生労働省「専門医の在り方に関する検討会 報告書」により,これまで各学会が独自に運用してきた専門医制度が改定されることとなりました.内科系専門医も2021年より,従来の「認定内科医」「総合内科専門医」に代えて,新たな「(新)内科専門医」「(新)総合内科専門医」として資格試験が実施されています.

[参考:一般社団法人日本内科学会ホームページ(2024年3月現在)より]

2023年受験者の成績から判明!
新内科専門医試験の科目別・種類別の出題比率は?

内科専門医資格認定試験対策として,まずは日本内科学会ウェブサイトの受験案内に記載の「試験問題について」「合否判定について」を改めて確認いたします.

【試験問題について】
●マークシート形式により,総合内科を含めた内科の10分野から計250題を出題
●解答の形式はAタイプ(単純択一形式),X2タイプ(多真偽形式(2択))
●問題の種類(グループ)は
・一般問題(100題) - 内科10分野について,専門的であっても必須の知識や判断力を問う問題
・臨床問題(150題) - 年齢,性別を記載して実施形式の症例・設問に答える問題
●出題範囲は「内科専門研修カリキュラム(=出題基準)」に準拠し,到達レベルのグレード「A」を中心に出題
●難易度は認定内科医試験と総合内科専門医試験の中間のイメージ
【合否判定について】
●筆記試験の「総合得点」「分野毎の得点」および「病歴要約の評価」(J-OSLER研修者は免除)の総合成績による

また,各受験者には次のような成績表(個人別結果表)が受験後に公開されます.

【個人別結果表(成績表) サンプル】

さて,ここまでは一般に公開されている情報である一方,各専門分野ごとの得点配分や,グループ(種類:一般・臨床)ごとの出題数・得点配分は公開されていません.
そこでメディックメディアでは独自に,2023年の内科専門医資格認定試験を分析しました.

専門分野別からは均等に出題,臨床問題の比率が高い

まずは専門分野別の得点配分を発表いたします.

消化器  62点(うち消化管21点,肝臓21点,胆道・膵臓20点)
循環器  60点
内分泌・代謝 40点(うち内分泌20点,代謝20点)
腎臓   40点
呼吸器  39点
血液   37点
神経   40点
アレルギー・膠原病 42点(うちアレルギー22点,膠原病20点)
感染症  40点
総合内科 132点
  計  532点満点

総合内科の比率が大きい他は,各分野からほぼ均等に出題されている様子がわかります.

また,グループ(種類)別の出題数と得点配分は下記のように判明しました.

一般問題   97問 1問1点 計97点
臨床問題  145問 1問3点 計435点
  総計  242問 532点満点

出題数は計250問のため,一般問題3問,臨床問題5問の計8問分が採点除外問題として取り扱われたと推定でき,また,臨床問題の比率が435点で非常に高くなっていることがわかります.
このことから,安定した得点を得るためには,主要疾患の診断を行い解を出す臨床問題のトレーニングが重要と考えられます.

※上記はすべて,メディックメディアによる独自分析に基づくものです.

独自の分析結果に基づく,本番さながらのメディックメディアのオンライン問題集「QBオンライン内科専門医試験」

メディックメディアでは,専門医制度改革に備えて受験者が増加を始めた2014年度試験より試験内容の聞き取り調査を行っており,
継続的に把握してきた毎年の出題内容のトレンドは,参考書『イヤーノート』,および同付録の一問一答集『内科系専門医試験 Quick Check』に反映されています.
メディックメディア「QBオンライン内科専門医試験2023-2024」では,内科専門医試験出題問題のテーマが学べるよう,出題情報を元に,専門医監修の再現問題・予想問題を収録
医学生時代に多くの人が使い慣れたQBオンライン形式で,内科専門医試験対策が可能になりました.
また,2023年3月には,2022年試験の出題内容を踏まえた新作問題を約100問追加.
最新の診療ガイドラインの内容をふんだんに盛り込み,問題集『クエスチョン・バンク』シリーズで長年培った,わかりやすく,応用の効く豊富な解説と,『イヤーノート』の参照ページ記載とをあわせて,内科専門医資格認定試験の対策をサポートします.

内科専門医試験対策に『イヤーノート』が使えた!

医師国家試験対策や卒後臨床研修の定番書籍となっている『イヤーノート』ですが,実は,内科専門医試験・総合内科専門医試験についても,受験生からいただく情報に基づきほぼ毎年出題内容を反映しています.
そのため付録の『内科系専門医試験 Quick Check』とあわせて,近年は内科系専門医試験対策の定番書籍としても,多くの先生方に活用していただいています.
特に近年,「『イヤーノート』が内科専門医試験対策・総合内科専門医試験対策で使える!」というご感想が急増しました.

アプリ版も便利:『イヤーノート』『内専QC』「QBオンライン内科専門医試験」が利用可能!

アプリ版(iOS/Android対応)『イヤーノート』『内科系専門医試験 Quick Check』「QBオンライン内科専門医」は携帯性や検索性に優れ,『イヤーノート』からすばやく『イヤーノートATLAS』の画像や『イヤーノートTOPICS』の記事を呼び出せたり,
『QBオンライン内科専門医』から『イヤーノート』へのリンクで,疾患の詳細をすぐに確認することなどができます.
また,アプリ版『イヤーノート』は,3,000円(税別)で次年度版へアップグレードできるという利点もあります.
書籍版『イヤーノート』には,アプリ版を割引価格(27,600円→12,000円(7月31日までキャンペーン価格6,000円)(いずれも税別))で購入できるクーポンがついているため,書籍とアプリの併用をご検討の場合は,このクーポンをご利用ください.
(※詳細は「アプリ版のご案内」ページをご覧ください.)

『イヤーノート』と「QBオンライン内科専門医試験」の連携機能を十分に活用するため,合わせてのご利用をお勧めいたします.

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