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活用事例

『イヤーノート』は国試でできている. -医学生のための使い方-

直前期の使い方~青字と黒字を使いこなす~

このページでは,国試1~2ヵ月前の『イヤーノート』の使い方の例をご紹介します.
(『イヤーノート』を持っているのに,本棚や学校のロッカーで眠っているという場合…!もったいないです!)

直前期といっても,普段とあまり変わりません.おおまかな手順は次の通りです.

1
問題演習をする(これまでの復習をする)
2
演習後に解説を読む際に『イヤーノート』の当該ページを開く
3
その疾患の全体像をおさらいし,青字(国試既出事項)をチェック!
4
さらに,黒字の部分(特に青字周辺)で,出そうな箇所にマーカーを引く

● まずは青字をチェック

予備校の問題集や,『クエスチョン・バンク(QB)』『回数別医師国家試験問題解説』などで問題復習をしたとき.
傍らに『イヤーノート』をおいて,演習した疾患のページを開いてみましょう.
軽く一読し,その疾患の全体像をおさらいしましょう.

『イヤーノート』は,過去に国試で問われた知識を青字で示しています.
問題演習したときの答えも青字になっていると思いますが,それ以外の青字,つまり
“その疾患で他に何が出題されてきたか”を最低限,確認しておきましょう

国試は毎年2月に施行され,『イヤーノート』は3月に発行されるため,最新の国試で問われた事項は,
その年の『イヤーノート』では青字になっていません
(例:『イヤーノート2017』では,110回国家試験の出題事項は青字になっていません).
このため,5年生で『イヤーノート』を買った人は直近2回の過去問集(109,110回),
6年生で買った人は直近1回の過去問集(110回)について,問われた内容に青いマーカーなどを引いて,既出事項であることが分かるようにしてください.

● 頻出疾患やトピック的疾患は「黒字」もチェック!

次に,黒字(=国試で未出題)のうち,検査・治療・対応に関わる箇所に目を通し,
重要そうなポイントをチェック
しましょう.

国家試験500問のうち,過去問と同じ問題(プール問題)もしくは類似問題は,毎年およそ30%と言われています.
残りの70%は,これまでに問われていない内容が出題されるわけです.

メディックメディア編集部では毎年,国試の内科外科分野がどれだけ『イヤーノート』で解けるかを検証していますが,
毎年93~98%,回答できています.
つまり,上記の「70%」は,ほぼ『イヤーノート』の黒字部分から出題されているのです.

といっても,青字以外の全ての黒字に注意を払うのは不可能というもの.
そこで,情報量の多い疾患に関しては,特に重要度が高い「検査・治療・対応」に関わる黒字を集中してインプットする
ようにしましょう.

特に,青字が集まっている付近に注目.その近辺の黒字は重要です.

重要な黒字,頻出疾患やトピック的疾患の「黒字」,検査・治療・対応に関わる「黒字」,青字が集まっている付近の「黒字」

例えば,Parkinson病の問題.
Parkinson病の治療薬といえばL-dopa.国試でも何度も問われていますね.
『イヤーノート』でも当然青字(しかも重要なので太字)です.
しかしここ数年で,問われる治療薬が増えてきました.106回(106D53)ではエンタカポンが,108回(108A19)には
ドパ脱炭酸酵素阻害薬(DCI)とMAO-B阻害薬が問われました.

108回国試の受験生が持っていた,当時最新の『イヤーノート(2014)』の実際の誌面を見てみましょう.

(※画像をクリックすると拡大できます)※画像は『イヤーノート2014』の誌面です.

抗コリン薬,アマンタジン,エンタカポンが青字の中,ドパ脱炭酸酵素阻害薬とMAO-B阻害薬はまだ黒字でした.
それがこの年に,ついに国試で問われたのです.

近年の国試では,頻出疾患は第2,第3のレベルの知識まで問われるようになってきました.メジャーな疾患は青字周辺の
黒字の部分
もチェックしておきましょう.
一読しておくだけでも,それをしているのとしていないのとでは,結果が大きく変わることがあります.
『イヤーノート』の情報を膨大と考え不安に感じるのではなく,この時期は特に,視覚的に「青字」と「黒字」をさっと
確認
し,自信につなげてください!
皆さんの国試合格を心より願っています!

体験記

直前期の最強コンビ!回数別問題集+『イヤーノート』(T大学 N.Nさん)

『QB』を解き終わった後は,回数別問題集を3年分解きました.回数別問題集は国試そのままの形で編集されているため分野もバラバラですし,解説も必要最低限で済まされていることも多いです.そんな中「このハズレ選択肢の疾患,なんだっけ…」「この出題疾患についてもう少し確認したい」「関連事項についてついでにおさらいしたい」といったニーズに対し,『イヤーノート』が1冊でほぼすべてに応えてくれました.『イヤーノート』は基本的に内科・外科の内容ですが,小児科,マイナー科のかなりの分野もカバーしていたので,国試当日は,これを持っていけば安心!と思えました.

回数別問題集でモグラ叩き状態から脱する(G大学 J.Aさん)

10月まではメジャー科対策が中心ですが,それ以降は公衆衛生やマイナーも本格的に勉強しなくてはなりません.特に年が明けると,公衆衛生やマイナーが気になり,非常に焦ってしまいました.しかし,公衆衛生やマイナーを勉強していると,今度はメジャーが気になる…そんなモグラ叩き状態に陥りかけました.そこで年明けから『回数別医師国家試験問題』を中心にすることに.年毎の問題集を使うと,重要な診療科を各々の出題数に応じて自然に網羅できるうえ,問題の傾向がつかめるからです.
特に注意したのは「正解率が低い問題」と「画像や特有の単語のみで解ける問題」.前者は,次回にもう少し簡単にして出題されることが予想され,後者は,もう少し難しくなって出題されると思われます.過去に問われたこと以外の内容に関しても『イヤーノート』や『レビューブック』『病気がみえる』を使って一歩深く勉強するようにしました.

直前は,頻出の内容や基礎を大切に(K大学 S.Nさん)

私はずっと,国試でよく出題される疾患(肺癌,COPD,伝染性単核球症など)を意識せず,すべての疾患について同様の労力で演習していました.その方針で『QB』を2周終え,一通りの問題を解けるようになってからは,頻出の疾患など関係なく,解けなかった問題だけを演習していました.そのため,頻出疾患の基本的な知識の確認が疎かになり,頻出疾患の臨床問題が出題されても,その疾患だと判断できず,不正解に….
全疾患の知識をまんべんなく身に付けることももちろん大切なのですが,国試直前期は,頻出疾患を重点的に勉強すべきだったと今では思います.間違えた問題と共に『QB』の1周目問題を見直したり,メシュランで上位に取り上げられている疾患について,疫学,症状,診断,治療といった大まかな項目に整理し,知識をアウトプットできるようにしておくべきだったと思います.
国試ではよく扱われるテーマや疾患があり,それは毎年ほとんど変わりません.最近の過去問を研究し,頻出の疾患をしっかりおさえていきましょう.

1.実習ではこう使え!2.ネット講座と併用するには?
3.アプリでQBと連携させよう!4.国試直前期の使い方〜青字と黒字を使いこなす〜
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