year note

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最新版の改訂ポイント

『year note』は毎年改訂. いったい何が変わったのか? 最新版の改訂点をご紹介します.

毎年,すべての章で最新ガイドライン・ 診断基準の反映,医師国家試験出題内容の反映を行っています.今年は令和6年版医師国家試験出題基準の内容も反映いたしました.

『令和6年版医師国家試験出題基準』に対応

厚生労働省より発表された『令和6年版医師国家試験出題基準』(第118回医師国家試験より適応)を参考に改訂.
新しく出題基準に追加された内科・外科領域の疾患や用語も掲載し、最新の国試出題基準に徹底対応した1冊となっています.

新しい疾患ガイドライン,治療薬の情報を反映

各疾患について,最新のガイドラインや診断基準,治療薬の情報を反映しています.

117回(2023年度2月分)までの医師国家試験出題内容を反映

  • 117回医師国試の出題内容を網羅しています.
  • 近年の国家試験の出題傾向に基づいて,疾患に対する治療の手段・手順がわかりやすくなるよう,構成の見直しも行っています.

2021~2023年実施の国試(115~117回)出題内容に青下線を追加.

  • これまで同様,国試で問われた内容は青字にしておりますが,それに加え,最新の出題内容には「青下線」を追加しました.より重要なポイントがひとめでわかるようになりました.

各科で特に重要な改訂ポイントはこちら

A章(消化管)

  • 「十二指腸腺腫・十二指腸癌」「放射線性腸炎」の項目を新設しました.
  • 「便通異常症診療ガイドライン2023(慢性便秘症・慢性下痢症)」に基づき情報をアップデートしました.

B章(肝・胆・膵)

  • 脂肪性肝疾患の項目にて,NAFLDからMASLDへの変更など,新たな疾患概念をもとに情報をアップデートしました.
  • 『原発性胆汁性胆管炎(PBC)の診療ガイドライン(2023 年)』など,最新ガイドラインに基づき情報をアップデートしました.

C章(循環器)

  • 『2023年JCS/JSCVS/JCC/CVIT ガイドライン フォーカスアップデート版 PCPS/ECMO/循環補助用心内留置型 ポンプカテーテルの適応・操作』,『2023年改訂版 心筋炎の診断・治療に関するガイドライン』,『2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン』など,最新ガイドラインに基づき情報をアップデートしました.
  • 「CT」の項目にて造影CTが有用な代表的循環器疾患の記述を追加しました.
  • 「機械的補助循環」,「冠動脈 総論」,「心筋炎」などの項目の記載を整理し直しました.
  • 「房室ブロック」の項目にて,発作性房室ブロックおよび高度房室ブロックの記載を追加しました.
  • 先天性心疾患のページ全体を通して記述の整理,見直しを行いました.
  • 循環器の薬剤のページにてアンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)の記述を追加しました.

D章(内分泌・代謝・乳腺)

  • 『高齢者糖尿病診療ガイドライン2023』『動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2023年版』など,最新ガイドラインに基づき情報をアップデートしました.

E章(腎・泌尿器)

  • 『エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023』など,最新ガイドラインに基づき情報をアップデートしました.
  • 総論の検査の項目に,「尿検査」の項目を追加しました.

F章(免疫・膠原病)

  • 「SLE」の治療について,わかりやすいフローチャートを追加!最新ガイドラインに基づき記載を整理しました.
  • 近年よく使われる薬剤「リツキシマブ」の項目を新設いたしました.
  • 「ANCA関連血管炎ガイドライン2023」など,最新ガイドラインに基づき情報をアップデートしました.

G章(血液)

  • 『造血器腫瘍診療ガイドライン 2023年版』に基づき情報をアップデートしました.
  • その他にも各ガイドラインの改訂に基づき,情報をアップデートしました.
  • 章全体を通して記述の整理,見直しを行いました.

H章(感染症)

  • 最新のガイドラインに基づき,抗HIV療法に関する情報を更新しました.
  • COVID-19の項目を,最新のエビデンスに基づいた内容に刷新しました.
  • COVID-19の取り扱いをめぐり注目された,感染症法・mRNAワクチンに関する記載を大幅アップデート!

I章(呼吸器)

  • 肺分画症,肺嚢胞などの項目の記載を整理しなおしました.
  • その他にも各ガイドラインの改訂に基づき,情報をアップデートしました.

J章(神経)

  • 『脳腫瘍取り扱い規約(第5版)』に基づき,「脳腫瘍」の項目の内容のアップデートを行いました.
  • 「レカネマブ」についての記述を追加しました.
  • 「Parkinson病」の記載を,よりわかりやすく整理しました.
  • その他にも各ガイドラインの改訂に合わせ,最新情報を追加しております.

K章(中毒)

  • 胃洗浄,活性炭など「吸収の阻害」の項目を,最新の情報をもとに情報を追加.より臨床に即した内容にアップデートしました.

L章(救急)

  • 「ショック」「異物の誤飲誤植」「多臓器不全」を大改訂!構成を見直し,これまでより臨床に即した情報となりました!

M章(麻酔科)

  • 発売が中止された薬剤,臨床での使用機会が減った薬剤についての記載を削除するなどの見直しをを行い,全体的により臨床に即した内容になりました.
  • 「周術期管理」の項目を新設!近年国試頻出の「周術期管理」について,要点をコンパクトにまとめています.

N章(老年医学)

  • 近年,高齢化に伴い注目されている「ロコモティブシンドローム」についての項目を追加.『ロコモティブシンドローム診療ガイド2021』等に基づき,概要をコンパクトにまとめました.

2023年度実施分の内科専門医試験・2020年度実施分までの
認定内科試験・総合内科専門医試験の出題情報を反映!

2023年度実施分までの各資格認定試験で問われた内容を受験生から収集し,出題された内容に「内」マークを追加しております.新・内科専門医試験はまだ第3回実施と実績が少なく,受験者も対策が困難であるなか,本書『イヤーノート』の「内」マークおよび,付録『内科専門医Quick Check』をご活用いただけますと幸いです.

外科専門医予備試験の出題内容を反映

2014~2022年度実施の外科専門医予備試験で問われた内容に「外」マークを追加しました.

豪華2種の電子付録付き!

『内科系専門医試験Quick Check』(毎年改訂)

2023年に実施された第3回内科専門医試験の出題内容について,受験者からの聞き取り調査を行い,それらを元に作成した新規の一問一答問題を追加しました.また,既存の一問一答問題については専門医による監修を行い,最新の診療ガイドラインの内容を反映した改訂を行いました.臨床に則した内容を関連付けて演習できるようにしております.アプリ版の本コンテンツはPC,携帯端末いずれからでもログイン可能です.ぜひご活用ください.

『イヤーノート アトラス』(改訂なし)

『イヤーノート』本誌と連動する1,900点の画像集. 各科における正常画像,疾患の放射線科系画像,病理組織像,身体所見,超音波所見を掲載.画像の見方も解説付き.

内科専門医試験対策 アプリ版の紹介
ぜひ書店で手にとってご覧ください !