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最新版の改訂ポイント

『year note』は毎年改訂. いったい何が変わったのか? 最新版の改訂点をご紹介します.

本誌『イヤーノート』は毎年,すべての章で最新ガイドライン・ 診断基準の反映,医師国家試験出題内容の反映を行っています.

新しい疾患ガイドライン,治療薬の情報を反映

各疾患について,最新のガイドラインや診断基準,治療薬の情報を反映しています.

116回(2022年2月分)までの医師国家試験出題内容を反映

  • 116回医師国試の出題内容を網羅しています.
  • 最新の『平成30年版医師国家試験出題基準(厚生労働省発表)』もふまえ,近年の医師国家試験の傾向を分析しています.
  • 近年の国家試験の出題傾向に基づいて,疾患に対する治療の手段・手順がわかりやすくなるよう,構成の見直しも行っています.

2020~2022年実施の国試(114~116回)出題内容に青下線を追加.

  • これまで同様,国試で問われた内容は青字にしておりますが,それに加え,最新の出題内容には「青下線」を追加しました.より重要なポイントがひとめでわかるようになりました.

各科で特に重要な改訂ポイントはこちら

A章(消化管)

  • 「便秘」項目を構成変更いたしました.
  • 国試出題基準掲載の「胃前庭部毛細血管拡張症」についての記載を新たに追加しました.
  • 近年注目されている「免疫チェックポイント阻害剤関連腸炎」項目を新たに追加しました.
  • 『食道癌診療ガイドライン2022』『食道癌取扱規約 第12版(2022年9月版)』に基づき,食道癌項目の記載をアップデートしました.
  • 『GIST診療ガイドライン 第4版』に基づき,掲載情報を大幅にアップデートしました.

B章(肝・胆・膵)

  • 『B型肝炎治療ガイドライン(第4.0版)』『C型肝炎治療ガイドライン(第8.1版)』『アルコール性肝障害診療ガイド2022』に基づき,治療薬についての記載など,情報をアップデートしました.
  • 「画像診断」の項目に「エラストグラフィ」についての記載を追加しました.

C章(循環器)

  • 約20頁にわたる『冠動脈疾患』のを大幅にリライト!記載を整理し,より臨床に即した情報へとアップデートいたしました.
  • 2022年に公開された循環器学会ガイドライン(不整脈,先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドライン等)合計8つの内容を網羅.最新の情報をお届けします.

D章(内分泌・代謝・乳腺)

  • 「Basedow病」「甲状腺関連薬」の項目を,臨床的重要度,国家試験における頻出度を鑑みて構成変更いたしました.
  • 『糖尿病治療ガイド2022-2023』『糖尿病療養指導ガイドブック2022』に基づき,新規治療薬「イメグリミン」についての記載など,情報を大幅にアップデートしました.
  • 『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版』『小児/成人家族性高コレステロール血症診療ガイドライン2022』の改訂に基づき,診断基準などの掲載情報をアップデートしました.
  • 『肥満症診療ガイドライン2022』の改訂に基づき,情報を大幅にアップデートしました.
  • 『過活動膀胱診療ガイドライン 第3版』『前立腺癌取り扱い規約』の改訂に基づき,診療基準などの掲載情報をアップデートしました.

E章(腎・泌尿器)

  • 電解質代謝異常について,記載を見直しました.
  • 腎の先天異常について,図を追加し説明を更新いたしました.

F章(免疫・膠原病)

  • 『アナフィラキシーガイドライン2022』『食物アレルギー診療ガイドライン2021』の記載に基づき,情報をアップデートしました.
  • 全身性エリテマトーデス(SLE)の分類基準を「ACR/EULARの2019分類基準」にアップデートしました.
  • 「血管炎症候群」や「川崎病」の治療について,記載を見直しました.

G章(血液)

  • 近年注目されている「CAR-T療法」の項目を新たに追加しました.
  • 「多発性骨髄腫」や「発熱性好中球減少症」についての記載内容を整理しました.
  • その他にも各ガイドラインの改訂に基づき,情報をアップデートいたしました.

H章(感染症)

  • 「後天性免疫不全症候群(AIDS)」の項目をまとめ直しました.
  • 「COVID-19」「寄生虫感染症」の項目を更新いたしました.
  • 『抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022』の改訂に基づき,掲載情報をアップデートいたしました.

I章(呼吸器)

  • 国試での正答率がいつも低い「呼吸管理」について,実臨床で必要な事項を盛り込み大幅リライト.研修医になってから「習っていないから分からない」を解消します.
  • 肺腫瘍,縦隔疾患の範囲を呼吸器外科トップランナーの先生のご指導のもと大幅リライト.
  • 『過敏性肺炎診療指針2022』『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕』『特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き2022(改訂 第4版)』『ARDS診療ガイドライン2021』など最新のガイドラインに準拠して最新情報にアップデートしました.

J章(神経)

  • 『重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022』の発行に基づき,内容をアップデートいたしました.
  • 脳動脈瘤破裂の重症度分類について記載をより詳細にいたしました.

L章(救急)

  • 「初期救急」「災害医療」を大改訂!構成を見直し、これまでより臨床に即した情報となりました!

2022年度実施分の内科専門医試験・2020年度実施分までの
認定内科試験・総合内科専門医試験の出題情報を反映!

2022年度実施分までの各資格認定試験で問われた内容を受験生から収集し,出題された内容に「内」マークを追加しております.新・内科専門医試験はまだ第2回実施と実績が少なく,受験者も対策が困難であるなか,本書『イヤーノート』の「内」マークおよび,付録『内科専門医Quick Check』をご活用いただけますと幸いです.

外科専門医予備試験の出題内容を反映

2014~2021年度実施の外科専門医予備試験で問われた内容に「外」マークを追加しました.

豪華3種の電子付録付き!

『イヤーノートTOPICS』(毎年改訂)

コンパクトサイズの中に計130項目を収載.既存の疾患についても,第一線でご活躍の先生方に内容をリライトしていただいています.アプリ画面でワンスクロールで疾患の近年の動向を抑えることができます.
日常臨床だけでなく,試験対策にも使用できるようにしています(詳細はこちら).

『内科系専門医試験Quick Check』(毎年改訂)

2022年に実施された第2回内科専門医試験の出題内容について,受験者からの聞き取り調査を行い,それらを元に作成した新規の一問一答問題を追加しました.また,既存の一問一答問題については専門医による監修を行い,最新の診療ガイドラインの内容を反映した改訂を行いました.臨床に則した内容を関連付けて演習できるようにしております.アプリ版の本コンテンツはPC,携帯端末いずれからでもログイン可能です.ぜひご活用ください.

大人気コンテンツ『イヤーノート アトラス』の電子版を付録に

『イヤーノート』本誌と連動する1,900点の画像集. 各科における正常画像,疾患の放射線科系画像,病理組織像,身体所見,超音波所見を掲載.画像の見方も解説付き.

内科専門医試験対策 アプリ版の紹介
ぜひ書店で手にとってご覧ください !